共働き夫婦のみなさん、夫婦間の口座管理ってどうしてますか!?
共働き家計だと、収入に余裕は生まれやすいですよね。
ですが、夫婦間でお金についてのコミュニケーションが取れていないってパターンが多いのではないでしょうか?
生活はゆとりがあるように見えるけど、お互いの収入すら知らない(知られたくない?)
貯蓄額も相手が貯めてくれてるだろうと知らないまま、、実はまったく貯まっていない!なんてケースも、、!
とはいえ、時間が無いのが共働き。こまめに家計簿なんてつけられないし、ちゃんとしなきゃと理解しながらも先延ばしになっているのではないでしょうか?
将来子供が生まれたりライフステージに変化があると、お金への不安がケンカの種になったりします。
今回は、共働き家計向けに、我が家が実践している口座管理術をお伝えします。
一度仕組みを作れば管理の手間もかからず、ラクラク貯蓄体質になれる口座の仕組みだと自負しています(笑)。
ぜひ参考にしてくださいね。
- 共働き夫婦こそ共通口座で家計管理すべき理由
- 住信SBIネット銀行と家計簿アプリをフル活用した楽チン家計管理システム
- 共働き夫婦がお金について話し合う時の心構え
- 共働き夫婦なのに、お金が貯まらない人
- ラクに口座管理と貯金ができる仕組みを探してる人
- 夫婦間でお金のプライバシーも大事だと考えている人
目次
共通口座で家計を一本化しよう
さっそくですが、我が家の口座術を全貌をお見せします!

夫婦生活に関わるお金の流れを全て1つの口座で管理。この口座を起点に全ての振込、貯蓄などの資金移動を行っています。
給与振り込みは本人の名義である口座でしかできないのが普通なので、夫婦それぞれの住信SBIネット銀行口座を作り、給料日に自動振込をすることで一つの口座にお金を集約しています。
では次に、家計管理を夫婦の共通口座で行うメリットを説明します。
- 家計管理を完全に一本化できる
- 貯金が効率的にできる
- おこづかい口座はプライバシーを保てる
家計管理を完全に一本化できる
夫婦で共通口座を作り家計を一本化する最大のメリットは、家庭全体の収入を把握できることです。つまり、夫婦全体で今月赤字黒字なのかを把握できます(共働きだとこれが一番難しい!)
また、この共通口座を住信SBIネット銀行などのネット銀行で作成しておけば、自動振込が無料かつネットで設定できるので振込管理も楽チンです。家賃の振込などは我が家ではこの共通口座から自動振込にしています。
そして、楽天家族カードなど夫婦用クレジットカードも別途作成しておき、引き落とし先をこの共通口座にしておけば、夫婦に関する全支出が共通口座から出て行くようになり管理が楽になります。

我が家の場合、光熱費やインターネット費用、家で使う各種ペーパーや洗剤、食材費、そして二人で出かけた際の外食費などを全てこの夫婦用クレジットカードで引き落としています。
さらにさらに!この口座を家計簿アプリ「マネーフォワード」と連携しておけば、夫婦に関する全ての収支を自動で仕分け可能になります。
これにより、どこで多くお金をつかているのかが一目瞭然となり無駄遣い対策をしやすくなります。

POINT夫婦に関するお金の出入り口を一本化すれば、家計全体の流れが管理しやすくなる
貯金しやすくなる
家計管理を夫婦共通口座にしておくと、貯金しやすくなります。なぜなら、自動天引きがしやすいからです。
また、夫婦全体の収入がわかっていれば、月々いくら貯められるかも判断しやすくなります。
我が家の場合、夫婦合わせた全手取り収入の25%を貯金に回すようにしてます。
そのうち約半分を投資信託へ、残り半分をマンション頭金などの現預金として積み立てています。
投資信託はWealthNaviというAIによる全自動の資産運用システムサービスを利用しています。ウェルスナビは
住信SBIネット銀行からだと自動積み立てが可能なので、ウェルスナビの口座を開設後、毎月の引き落とし金額を決めておけば自動で共通口座から投資信託へと積み立てが可能です。>

また、WealthNavi(ウェルスナビ)も家計簿アプリ「マネーフォワード」で連携可能なので、投資信託も含めた家計の資産全体を可視化することが可能です。

マンション頭金などの現預金は、住信SBIネット銀行の目的別口座という仕組みを利用しています。目的別口座は、目的に合わせた資産形成をするための預金専用口座で、目標期間や目標金額を設定できる貯金箱のような口座です。現金の貯金は全てこの目的別口座へ振替をして管理しています。
家計簿アプリで支出だけでなく貯蓄(現金・投資信託)の積み上がりも全て可視化できるので、毎月溜まっていく資産を見ながらニヤニヤできます(笑)
POINT共通口座から毎月一定の割合を天引き貯金に回すのがオススメ。住信SBIネット銀行からWealthNavi(ウェルスナビ)やSBI証券の投資信託への自動天引き、および目的別口座への振替がオススメ
おこづかい口座でプライバシーを保てる
共通の財布を持つことのデメリットとして、それぞれのお金のプライバシー問題があります。「趣味のお金は口に出されたくない」、「何に使っているか知られたくない」。こんな不安を持つのではないでしょうか?
我が家では、おこづかい専用口座を夫婦それぞれ別に用意し、共通口座から一定額を自動で振り込む形にすることでプライバシー問題を解決しています。
この形のメリットは、共通財布で家計を一本化しつつ、夫婦それぞれのおこづかいは用意しプライバシーを確保している点です。おこずかい口座に振り込まれたお金は夫婦で特に公開しておらず、それぞれ何に使っているのかお互いに知りません。
おこづかいの総額、および割合は、お互いの手取り収入の一定額を原資とし、そこから手取りの割合を元に計算。あとは話し合いで決めています。例えば、旦那(私)の手取り収入が40万、妻の手取りが20万、おこづかいの原資を総収入の25%とした場合、以下のような計算になります。
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おこづかい原資 = (40+20) x 0.25 = 15万
夫おこづかい割合 = 15 x 40/(40+20) = 10万円
妻おこづかい割合 = 15 x 20/(40+20) = 5万円
単純計算すればこうなります。あとは甲斐性と忖度の問題です(笑)。例えば、奥さんがこの額だと厳しいと言うのであれば、旦那のおこづかいの割合を減らす、貯金額の割合を減らす、収入を増やすため何か新しいことを始めるなどを検討する必要があります。
家計における予算は有限です(あたりまえ)。足りないのであれば、どこから捻出すべきなのかをしっかり二人で話し合います。
POINTおこづかいは専用口座でプライバシーを確保。おこづかいの額や割合はロジックをしっかり立てつつ、あとは足りる足りないを都度話し合い。
もし本当に足りないのであれば、どこから捻出するのか二人でしっかり話し合う
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共働き夫婦がお金について話し合う時の心構え
次に、これまで私たち夫婦が
家計管理をしてきた中で感じた、夫婦でお金について話し合う時の心構えについてお伝えします。
- 相手に感謝する
- お互いの価値観をすり合わせる
- 振り返りをする
相手に感謝する
まずは、相手が働いてくれてることに対して感謝しましょう。共働きはお互い忙しくて当たり前。家事や家計の話でイライラするのはイヤですよね?
また、共働きの場合、お互いの収入には必ず差があります。上記のようにお小遣いをお互いの稼ぎの割合で決める場合だとなおさらです。
ですが、二人で稼いだお金は夫婦のお金。どっちがエライもありません。一生懸命働いてくれることに感謝しましょう。
POINT二人の収入は夫婦で稼いだお金。多く稼いでいる方がエライわけではない。共働きで助かっているということを、感謝の言葉で日頃から伝えるのが大事。
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お互いの価値観をすり合わせる
お金の使い方は、お互いの価値観の現れです。「人生において何を重視するのか」。この質問はすなわち「何に出費するのか」という問いと同じです。
我が家はお互い食事が大好きなので、外食費に関してはかなり寛大です(笑)、その代わり、平日のご飯は極力二人で家で食べる、家賃などの固定費を極力増やさない等、引き締めるところは徹底的に締めています。
お互いの価値観について話し合いをしておくと、お互いにストレスが少なくなります。
(とはいえ、価値観を無理に合わせる必要はありません。そのために自由に使えるおこづかいがあるのですから)
POINTお金の使い方は、その人が何を人生において重視しているのかの表れ。夫婦でお互いの価値観を話しておくとケンカになりにくい。
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振り返りをする
家計簿アプリやネット銀行を使って仕分けの仕組みを作ったのなら、月一程度でよいので、夫婦でお金に関する振り返りの実施をオススメします。
ざっくりと以下を見直すとよいでしょう。
- 予算に対して赤字なのか黒字なのか
- どんな項目に多くお金を使ったのか
- その出費は必要だったのか
- 不必要な出費はないか
- 前月比で大きく伸びている支出はないか
あと、口座管理を協力してやるコツとして、口座に積み上がった残高を二人で一緒に眺めるというワザがあります(笑)。着実に貯金が溜まっている様子を二人で見ると、将来をへんに不安視したりせずにいられますし、何より日々の生活の励みになります。
夫婦の人生を豊かにするための資産運用や家計管理です。前述の「どんなことをしたいのか」をしっかりと夫婦で話し合い、そのための家計管理であるという共通認識があれば二人で乗り越えられます。
POINT家計簿アプリでの項目別仕分けをもとに、夫婦でお金に関する振り返りを行うのがオススメ。これを繰り返していくことで、より貯蓄体質な家計になれる。
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まとめ
では最後に、今回の記事で学んだことを振り返ります。
- 共働き夫婦こそ共通口座で家計管理すべき理由
- 住信SBIネット銀行と家計簿アプリをフル活用した楽チン家計管理システム
- 共働き夫婦がお金について話し合う時の心構え
- 共通財布にして家計管理を一本化すればお金が貯まりやすくなる
- おこづかいは自動振込 & 夫婦別にしてプライバシー確保
- 夫婦間でお金について「価値観のすり合わせ」と「定期的な振り返り」を行おう